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竹中平蔵と財部誠一

竹中平蔵財部誠一


( 平成21年03月02日 )


投稿者: 不明


サンデープロジェクトという偏向番組での竹中平蔵亀井静香の論争がネットで話題になっているが、それを見て

竹中平蔵は正当な日本人ではないと感じた。
竹中はよく 「 法人税が高いと企業は外国に行ってしまう 」 と言う。 住民税を逃れるため、住民票を米国に移した男の発想である。 この国で暮らすための応分の負担がいやだからと国外に逃げ出すような個人も法人もどんどん出て行けばいい。

そんなものがいなくても、残った日本人が精一杯働けば日本は大丈夫だ。 GDP世界順位が二桁になろうが構わない、月並みな言葉だが大切なものは金ではなく心だ。

また、己の田んぼに水を引いた規制改革会議議長のことが問題になっている件で 「 政府委員からの民間人排除だ 」、「 こんなことでは政府委員になる民間人はいなくなる 」 と言っている。

冗談じゃない、亀井静香が言うように、「 無私の心でこの国を良くするため 」 命を懸けて働く立派な民間人は数多くいる。 竹中平蔵愛国心の欠片でもあれば、「 政府委員になる民間人はいなくなる 」 などという発想は決して生まれないはずである。

財部誠一は貧乏神であると感じた。
財部は経済ジャーナリストなどと言っているが、よくて経済レポーター、辛らつに表現すれば、「 経済人専用太鼓もち 」 である。

日産のカルロスゴーン、SONYの出井、キャノンの御手洗等、そのとき好業績を上げた人間を持ち上げるが、財部誠一に取り上げられた企業は、不思議なことに衰退し始める。 衰退を見越して分析するのなら立派だが、先が見えずにピークで飛びついた結果だろう。

世の中にほとんど知られていない将来の優良企業を発掘するのが、経済ジャーナリストだ。 以前も、サンデープロジェクトで当時絶好調のノキアの財部レポートが放送された。

ノキアも貧乏神にとりつかれたか とそのとき感じたが、ほんの1、2週間後に業績にかげりがありリストラというニュースを目にし、貧乏神の威力にあらためて感心させられた。 財部貧乏神の最大の神通力は、盗作疑惑の 「 シティバンクメリルリンチ 」 で証明されるかも知れない。

●最後にグローバル経済か知らないが
日本人は日本の企業に投資すればよく、外国企業に投資する必要はない。
日本企業は、日本人が株式を所有すればよく、外国人に株式を持ってもらう必要はない。