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どういう事ですか!(それとも私の翻訳の間違いですか?

今では、あたかもこれらの声明は最早有効ではないかのような、またあたかも、必要なデータを収集するというこの仕事はただ可能性の領域にあるかのような、見かけを持つであろう。


もしそれらのデータを手にすることができるならば、次には「この重爆薬を何処に設置すべきか」という問題が立ち上がるであろう。カリフォルニア大学の地震学研究所の P・バイアリー教授はこの質問に答えて、時と場所に関する推測の範囲を狭めている。地球物理学研究所の L・H・アダムス教授への手紙の中で彼は書いている。「我々は、外からの何の助けもなしに一年以内に壊れる運命にある断層上のその場所から少なくとも5マイル以内の地点にそれ(爆薬)を仕掛けなければならないだろう」、そして「もし我々が90年以内に壊れる運命にある断層上のポイントから1マイル以内の地点にそれを仕掛けることができるならば、我々はそこに設置することもできるだろう。」


ここで再び言わねばならない事は、どの断層が壊れやすいかを見出すためにはどうしても各地の地震計からより詳細なデータを入手しなければならない、という事である。


これらの人々(その方面で著名な科学者達)の声明は、強力で正確な爆破によって潜在的地震状態を「起動させる」ことの信頼性を支持する証言である。この信頼性は更にパーマー自然科学研究所で行なわれる実際のテストによって立証されている。そこでは高性能爆薬による攻撃が、それが地震状態に対して持つ効果、という観点から研究されたものである。


潜在的地震状態を起動させる可能性をファンタジーの世界から科学的信頼性の領域に移動させたのは、この研究の成果である。


爆薬が引き起こし得る影響についての知識と各所の地震計から得る地震学上のデータがあれば、我々には、正にその科学的信頼性の領域内で「パニック心理戦略」を実行できる相当の可能性があるように思われる。そしてもし、我々が「地震を作ることによって日本を更に侵略する」という仮想的な計画を遂行するために日本固有の領土内の重要地域に科学者達を既に配置済みであるという事実が日本で明るみになることがあるならば、その時日本の人々にとっては、彼らの想像力を掻き混ぜるための、また彼らのパニック・ヒステリーを増大させるための、もう一つの悪魔的なものが加えられたということになるであろう。*